両生類絶滅させるカエル・ツボカビ症 その2

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カエル飼育者としてツボカビ拡散を防ぐ為に出来る事は、まず”飼育放棄をしない”ことです。検査して陽性であっても治療する事が出来ます。日本獣医病理学会HPではマニュアルがあると書いてあります。感染を防ぎ飼育を続ける事が出来ます。けっして飼育放棄せずに異状があれば獣医さんに相談して下さい。

ここ数年異状がなく、あらたにカエルを買い足してない場合は、せめて水替え、飼育ケースの洗浄の際に気を使う事だと思います。
色々と調べた結果、その為に必要な物は以下の物でいけそうです。(ツノガエル、バジェット飼育に限った方法ですが)

◎消毒液ビルコンS(ネットで通販有り)
 オスバンまたはザルコニン(薬局で入手可能)
使用上の注意書きを十分に読み、カエルを触った手や、履物、乗り物のタイヤ等を殺菌する。
ペットショップに行く前や行った後、両生類が生息していると思われる場所や水辺に行く前または行った後、等々。

◎50℃以上のお湯
ツボカビの遊走子(胞子)は、30℃の温度でも影響を受けるようなので、ヤシガラ等の床材、エアー等器具の殺菌に効果がありそうです。床材が冷たいと温度が下がってしまうので、なるべく高い温度がより効果的かと思います。

◎ハイター(塩素系漂白剤)
飼育水の廃棄前に200mg/Lの割合で飼育水に入れて最低でも15分後に廃棄します。

また新たにカエルを購入した場合は、60日間は他のカエルと一緒にしない事と日本獣医病理学会HPにありましたが、これは事前に輸入業者、ペットショップやブリーダーが検査を済ました個体を売ってほしいものです。

追記:現時点でヤドク専門ショップのワイルドスカイさんは告知され情報、状況を与えてくれてますが、他にカエルを扱うショップの方々も是非、情報、状況告知願いたいです。

あと以下は今回ボランティアで、自然を守ろうと立ち上がった獣医師たち一覧です。飼育者からの相談や一般の獣医師の方からの専門的な相談も受け付けているそうです。

すずき動物病院 鈴木哲也先生(横浜市)
いのかしら公園動物病院 石橋徹先生(東京都)
田園調布動物病院 田向健一先生(東京都)
レプタイルクリニック 小家山仁先生(東京都)
中野バードクリニック 中野裕美子先生(東京都)
石田動物病院 石田浩三先生(川崎市)
ももの木ペットクリニック 林律子先生(神奈川県)
オリバー動物病院 西尾里志先生(埼玉県)
おぬま動物病院 小野貞治先生(埼玉県)
山下獣医科 山下正弘先生(岐阜県)
よしむら動物病院 吉村友秀先生(愛知県)
クウ動物病院 田中治先生(大阪市)
ラッキーエキゾチックベッツ 永安知子先生(高知県)
那覇獣医科病院 高良淳司先生(沖縄県)

ツボカビ症について解りやすく解説しています。